大阪府・吉村知事が定例会見4月8日(全文1)軽症・無症状者用施設に98社が応募
コールセンターは土日も受け付け
次に、この緊急事態の措置を行ったことに対するコールセンター等についてです。府民の皆さん、それから事業者の皆さん、さまざまな問い合わせはあろうかというふうに思いますから、昨日の緊急事態宣言が出された段階で府の緊急事態のコールセンターを設置いたしました。電話の受け付けの時間としては平日の9時から18時、そして今週については緊急事態宣言が出された最初の週ということで、土日も行います。受付電話番号はここにあります、ホームページにも書いていますが、06-4397-3299。この番号で緊急事態に関するご相談を専門に受け付けるコールセンターを開設しましたので、お知らせをいたします。 それからいわゆる軽症者や無症状者を療養してもらうということで、宿泊施設、いわゆるホテルの募集を行ってまいりました。これは、これまでも入院フォローアップセンターを府ではいち早く立ち上げました。重症な方については、いわゆる高度な専門的な病院、そして中等症の方については一般病院と。そして軽症の方については、一般病院でも比較的それほど高度がなかなか見にくいというようなところ、高度や中等症が見にくいところの一般病院であったり、あるいは休止した病院、休止した病床の復活、そういうのはもうすでに現実やっています。そういったところでの軽症者を診ると。 それからもう1つ、宿泊施設というのを掲げていました。宿泊施設について陽性者を受け入れるということに関しては国に対してもそのスキームを提案して、この間、協議をしてまいりましたが、ようやく認められるということになりまして、数日前だったと思いますが、そういうスキームが完成いたしましたので大阪府も早速取り組んでいるというところです。
計2万1000室の提供の提案があった
先週の金曜日から4月7日まで応募の受け付けを開始いたしました。非常に短い期間であったにもかかわらず、たくさんの在阪のホテル事業者の方から応募がありました。この点は感謝を申し上げたいと思います。より早く、そしてより多くというのを1つのポイントとして進めてまいりたいと思います。現状ですけれども、応募状況ですが、合計で98事業者の方からお申し出がありまして、合計で202施設、部屋数にすると2万1000室の提供の提案がありました。協力申し出の提案がありました。 2万1000室のうち、われわれが募集で出したのは100室以上の一棟借りということで募集をかけました。100室以上の事業者が93施設で約1万6000室です。そして100室未満でも応募されている方もいらっしゃいまして、こちらは客室数が約5000という状況です。 今後の対応ですけども、府の中に選考委員会を立ち上げまして、選定委員会を立ち上げまして事業者を決定していきます。これは外部のメンバーではありません。もうこれは時間的余裕もありませんので、内部の、府の職員で選定委員会というのを立ち上げて、そして一定の客観的な基準を設けます。その中でそれに満たされるもの、事業者の方から順次スピード感を持ってお願いするということを進めていきます。