「今日何したの?」だけじゃダメ! 現役保育士ママが実践している「子どもから保育園での話を聞きだすテク」
こんにちは!現役保育士のはるです。 インスタグラムのフォロワーさんから、この時期になると「年少(3歳児クラス)から連絡帳がなくなってしまい、園の様子がわからなくて悩んでいる……」という声をよくお聞きします。 子供を保育園に預けて本当に大丈夫? 保育園児の親が気をつけるべきたった一つのこと 実際に私が勤めてきた保育園のほとんどが3歳児クラスから連絡帳を書かなくなりましたし、中には1歳児クラスから連絡帳がない保育園もありました。 なぜ3歳児クラスから連絡帳がなくなりやすいのか、その理由や対策、園で行っている対応などもお話したいと思います!
連絡帳が幼児クラスでなくなるのはなぜ?
保育園によって連絡帳がなくなる理由は様々ですが、一番大きな理由としては保育士が連絡帳の返事まで手が回らないことだと考えられます。 国の保育士配置基準として2歳児は子ども6人に対し保育士1人ですが、3歳児になると子ども15人に対して1保育士1人となり、2歳児クラスから倍以上の人数になっています。 一人ひとりにお返事をするとなるとかなりの時間を必要としますし、幼児クラスは担任が一人でクラス運営をしているという園も多く、なかなか難しいのが現状です。
園での様子を知りたい!紙の連絡帳の代わりに様々な取り組みも
3歳児になるとほとんどの子が自分で話すことができるようになるので「子どもと親のコミュニケーションの一環として、園であったことをお話するようにしてほしい」と説明している保育園も多いのではないでしょうか。 とはいえ、上手く話すことができないお子さんだっていますし、「え、本当にそれしたの?」なんて勘ぐりたくなるような突拍子もないことを話すお子さんも。 保育園によっては幼児クラスの活動でこのようなことをしていますよと、連絡帳以外で発信している保育園もあります。
アプリで一斉に連絡帳や活動を配信
子ども一人ひとりにはお返事できないけれど、クラスとして一括で連絡帳を配信している保育園もあります。 「今日のさくら組は◎△公園にお散歩に行きました。公園ではしっぽ取りゲームをしたり、かくれんぼを楽しみました」というような簡潔なものですが、今日の活動がわかるだけでも親としては嬉しいのではないでしょうか。 アプリで連絡帳配信ができる園では、写真を添付するなど工夫しているところもあります。