上田綺世、大腿負傷により2024年終了…復帰は年明け以降に
フェイエノールトは、上田綺世の離脱を発表した。 フェイエノールトで2シーズン目を迎えた上田は、主力FWサンティアゴ・ヒメネスが負傷離脱してから出場機会をつかむ。以降、先発に名を連ねるようになった同選手は、ベンフィカ戦でチャンピオンズリーグ初ゴールを挙げたりと、公式戦3試合連続でゴールを決める好パフォーマンスを見せていた。 好調だった上田だが、10月27日に行われたユトレヒト戦を負傷で欠場。それでも、30日のアヤックス戦では先発に復帰したが、再び負傷して前半終盤にフリアン・カランサとの交代を余儀なくされていた。以降、先週末のAZアルクマール戦を欠場しており、状態には心配の声が上がっている。 そして4日、フェイエノールトは上田が長期離脱を余儀なくされたことを発表。声明の中で「アヤセ・ウエダが今年中に再びプレーすることはない。アタッカーは最低でもウィンターブレイクまで離脱する大腿の負傷に苦しんでいる」と伝えた。 これにより、上田は11月のインターナショナルブレイクに行われる2026年ワールドカップアジア最終予選のインドネシア戦と中国戦を控える日本代表からも離脱することになる。 なお、上田の負傷はフェイエノールトにとって大打撃。すでにヒメネスが長期離脱中で、上田も離脱したことで、センターフォワードを本職にする選手がカランサしかいない状況だ。