ユヴェントス、ヴラホヴィッチ&マッケニー弾でマンチェスター・Cを撃破!マン・Cは直近10試合で7敗目…
現地時間11日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)はリーグフェーズの第6節が行われ、マンチェスター・シティは敵地アリアンツ・スタジアムでユヴェントスと対戦した。 【動画】ヴラホヴィッチが豪快ヘッド! 直近の公式戦9試合で1勝2分6敗という、グアルディオラ監督のキャリア史上でも稀に見る低空飛行が続いているシティ。デ・ブライネ、ベルナルド・シルバ、ギュンドアンの中盤に、前線はトップのハーランドをドクとグリーリッシュがサポートして最終ラインは右からウォーカー、ルベン・ディアス、グヴァルディオル、リコ・ルイスが並んだ。 一方、こちらも公式戦4試合連続ドローと足踏みが続いているユヴェントスは、ウェア、ファジョーリ、マッケニーをベンチに置き、トップのヴラホヴィッチを2列目のユルディズ、フランシスコ・コンセイソン、コープマイナーズがサポートする攻撃陣で臨んだ。 立ち上がりからボール保持で上回るシティだが、サボーナ、カルル、ガッティ、ダニーロの4バックとロカテッリ、テュラムの中盤2人による堅固なブロックを前にハーランドが孤立し、なかなかゴール前にいい形で侵入することができない。 ブロックの外側でのパス回しが続き、なかなかシュートチャンスが作れないシティに対し、カウンターを仕掛けたいユヴェントスは19分、ペナルティーエリア手前左からユルディズが右足を振り抜く。得意の角度からのシュートだったが、強烈なシュートはゴール右へとわずかに外れた。 ユヴェントスの守備ブロックに手を焼くシティは39分、DFと中盤の間のポケットでボールを受けたデ・ブライネがトラップと同時に反転してDFラインの裏にスルーパスを通すと、抜け出したハーランドが決定機を迎える。しかし、左足でのシュートは飛び出したGKディグレゴリオが触ってピンチをしのいだ。 互いにチャンスが少なく無得点のまま迎えた後半、均衡を破ったのはホームチームだった。53分、右サイドからのアーリークロスを、ゴール前に残っていたガッティがジャンピングボレーで捉える。これはGKエデルソンがはじき返したものの、こぼれ球を拾ったユルディズがペナルティーエリア左から右足でクロスを入れると、ゴール前のヴラホヴィッチが頭で合わせる。これはGKエデルソンの正面に飛んだものの、至近距離からの強烈なヘディングをはじききれず、ユヴェントスが先制した。 先制を許したシティもすぐに反撃。66分、デ・ブライネのミドルシュートはゴール左へと外れ、68分にはペナルティーエリア手前で受けたギュンドアンのシュートがゴール右隅を捉えるが、これはGKディグレゴリオが横っ飛びではじき出した。 リードしているユヴェントスは69分、F・コンセイソンとテュラムに代えてウェアとマッケニーを投入。すると迎えた75分、カウンターからマッケニーが右サイドに展開すると、ペナルティーエリア内右に走り込んだウェアの折り返しは一度はR・ルイスにブロックされるものの、すぐに拾って柔らかいクロスを上げる。これをゴール前でフリーとなっていたマッケニーがアクロバティックなボレーで押し込み、ユヴェントスが大きな追加点を挙げた。 2点を追う格好となったシティは78分にドクを下げてサビオを投入。しかし依然としてユヴェントスの守備ブロックの外側でのパス回しが多く、なかなかゴール前で待つハーランドにボールが入らない。 終盤、ムバングラとダグラス・ルイスを投入して逃げ切りを図るユヴェントスに対し、シティはマテウス・ヌネスを投入。アディショナルタイムの2分間もシティに決定機を許さなかったユヴェントスが、今季CL3勝目を挙げた。 会心の勝利を手にしたユヴェントスは週末、ホームにヴェネツィアを迎え、敗れたシティはユナイテッドとのマンチェスターダービーを迎える。 ■試合結果 ユヴェントス 2-0 マンチェスター・C ■得点者 ユヴェントス:ヴラホヴィッチ(53分)、マッケニー(75分)