蝶野正洋×橋本大地 ── 大阪・アメ村で「闘魂三銃士30年特別記念公演トークバトル」
橋本真也の元妻も参加・盛り上がるトークバトル
途中から、橋本真也の元奥さんも加わり、思い出を語った。 「毎年、誕生日には100本のバラをずっとプレゼントしてくれました。でも、あとからわかったんだけど、銀座のお姉さんにも、100本送ってたんです(笑い)」 こうして最後までさまざまな話が飛び交い、トークバトルは盛り上がった。最後に吉田豪が「プロレスとは?」と問いかけると、「プロである以上、お客さんに何かを与えないといけない。勇気であったり元気であったり。自分もデビューしたての頃、試合が始まってものの3分でギブアップしたら、レフリーに『まだまだ』って言われた。え~、まだまだって、ギブアップできねえのかって、その時、プロってこういうことなのかって教えられた。プロレスは殴り合いじゃない。試合をすること。レフリーの采配も必要だし、最近はレフリーより、選手が試合をつくるようになってしまった。それと、ルールもある。馬場さんが足を上げたら、みんな、そこに吸い込まれる。なぜかって? 縦社会だからな」 笑いも交えて話すと、大地選手も、「プロレスは戦いではあるけど、蝶野さんが言うように、レフリーがさばくことも必要でしょう」と、語った。 5月5日、大阪のボディーメーカーコロシアムでIGF大会がある。どんなストロングスタイルの試合をみせてくれるのか、期待したいところだ。 (文責/フリーライター・北代靖典)