NHK『あさイチ』で話題!クセ毛を活かして魅力に。“だらしない”と言われ縮毛矯正をかけたけど15年でストップしたワケは?<漫画>
クセ活を始めたきっかけ
――クセ活を始めようと思ったきっかけは? 縮毛矯正をすれば、コンプレックスは抑えられるけど、お金も時間もかかるし、毎朝のヘアアイロンも必須です。27歳くらいでふと「一生縮毛矯正を続けるのか」と思ったんですね。 そもそもなぜ縮毛矯正をかけているのかと自問したときに「いじめられたくない」「好きな人に振り向いてほしい」などの動機がありましたが、27歳頃にはそんなことはどうでもよくなっていました。 99人の人に好かれたいか、それとも自分が本当に好きだと思う1人に好かれたいかと考えたときに、縮毛矯正で自分をごまかす今の生活は続けられないなと。そこでクセを活かしたスタイリングを調べ、やってみようと思ったときに、呪縛から解き放たれました。
初めてのクセ活
――初めてクセを活かしたスタイリングを実践した時は、どのようなお気持ちでしたか? 本当に自分のクセでもうまくセットできるのか、半信半疑でした。まずは縮毛矯正をやめて、髪を伸ばさなければいけなかったので、実際にクセ活に臨むまでには1年半ほどかかりました。 その間は、縮毛矯正をかけたい気持ちをなんとか抑えていました。髪がだいぶ伸びで、地毛の部分が長くなった時に、クセを活かしたスタイリングを試してみて「これはイケるかも」って思えました。 初めてしっかりとスタイングをして鏡を見た時は、同じ自分の髪とは信じられないくらいで、「これが自分なんだ」と涙しました。
生活にも変化が
――クセ活以降、生活にどのような変化がありましたか? 今までの人生と180度違う感じです。それまではコンプレックスが強く、縮毛矯正をしてようやく自分の容姿をマイナスからゼロにできていると感じていました。 ところが、初めてプラスに持っていく体験ができ、自分の容姿を肯定的にとらえることができました。髪型が変わっただけですが、おしゃれを楽しめるようになりましたね。 縮毛矯正をしていると、ダメージが気になってカラーはできないし、カットも制限されやすい。でも、今は髪型に遊び心が入るようになりました。周囲からも「かわいい」とか「すごくうらやましい」と褒めてもらえました。