ホンダ、米国で170万台リコール ステアリング不具合で シビックなど4車種
ホンダは9日、米国で「シビック」など4車種で合計170万台のリコール(回収・無償修理)を実施すると発表した。ステアリングの不具合で適切に操作できなくなる可能性がある。北米全体では約200万台に上るという。 対象車種はシビックのほか、「CR―V」「HR―V」、アキュラ「インテグラ」の4車種。2022年~25年モデルが対象となる。熱や湿気による膨張でウォームホイールとウォームギアの間のグリース膜厚が薄くなることなどで過度な摩擦が生じる場合があった。 国内モデルでは同様の不具合でシビックと「ZR―V」の2車種で計9万7543台のリコールを届け出ている。