10年以上産地偽装か 中国産そば粉を国産に混ぜ「純国内産」として販売 代金だまし取ろうとした疑い
関西テレビ
「純国内産」と記載されたそば粉の袋。その中に中国産のそば粉などを混ぜて販売した疑いで、滋賀県の会社の会長らが逮捕されました。 逮捕されたのは、大津市にある「山本そば製粉」の会長、山本宗五郎容疑者(76)ら3人です。 山本容疑者らは、ことし5月、国内産と外国産を混ぜたそば粉およそ10キロを、「純国内産そば粉」などと偽って販売し、大阪府の会社から代金およそ7000円をだましとろうとした疑いが持たれています。 行政機関から「虚偽の表示をしている」と届け出があり、警察は会社を捜索して、そば粉などを押収しました。 山本容疑者らは、仕入れ値が安い中国産やアメリカ産などのそば粉を混ぜていたとみられています。 警察は、少なくとも10年以上、産地偽装を繰り返していた疑いもあるとみて捜査しています。
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