投票数字はリアルタイムで変化しているが、日本時間31日の午前8時現在の数字では、圧倒的に指示されているのが、外野へのシングルヒット。本塁打での達成も予想順位では4位だ。 　ちなみに過去29人の3000安打達成者で、本塁打で記録を決めた選手は3人にいる。 　ウェイド・ボッグスが1999年8月7日のインディアンス戦で本塁打を放ち、達成。 　デレック・ジーターが2011年7月9日のレイズ戦で本塁打。 　アレックス・ロドリゲスが2015年6月19日のタイガース戦で本塁打。 　カージナルスのスタン・ミュージアルは、1958年5月13日のカブス戦で、代打で二塁打を放ち、3000安打を達成した。 　また、野球の記録を詳しく掲載している米国のウェブサイト、ハードボールタイムズは、28日付でイチローが3000安打を達成したら、達成者のなかでは全安打に占めるシングルヒットの割合が最も高い（81％以上）打者になると書いている。これまでの1位は、エディ・コリンズの79.7％だったそうだ。そのデータからすると、予想投票どおりにシングルヒットで決める可能性が高いのだろうか。 　そのイチローは30日（日本時間31日）、本拠地マイアミで行われたカージナルス戦のスタメンから外れた。ミュージアルのように代打で達成するか、ジーターやA・ロドリゲスのように本塁打を打つのか、それとも……。ファンの高い関心を集めながら、公式ホームページのファン予想投票は継続中である。