円が対ドルで149円50銭台に上昇-米雇用統計の発表後
クレディ・アグリコルCIBのG10為替調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は「投資家は11日に発表される11月の米消費者物価指数(CPI)を前に、動ける余地を残したいと考えているかもしれない。依然ノイズの混じった労働市場データに比べ、CPIの方がFOMC会合での結果にとって重要となる可能性がある」とリポートに記した。
RBCブルーイン・ドルフィンの市場分析責任者ジャネット・ムイ氏は「12月利下げの可能性は高い」とした上で、「米国の利下げペースは鈍化し始めるだろう。米金融当局は再評価のために一時停止する」と述べた。
(更新前の記事で雇用統計発表後のドル・円水準を訂正済みです)
原題:Dollar Gains as Data Points to US Economic Strength: Inside G-10、Dollar Swings as US Unemployment Rises, Loonie Lags: Inside G-10、Bloomberg Dollar Index Falls to Three-Week Low After Jobs Report(抜粋)
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Akira Matsui