女子プロレス界"狂気のカリスマ"・ジュリアが週プレで水着グラビア披露「女子プロレスを変えたいならまず自分が大きな存在にならなきゃ」
――どこまでも団体と女子プロレスのことを考えてるんですね。7月には所属するマリーゴールド初のビッグマッチが両国国技館でありました。ジュリア選手は手首の骨折で直前まで出場すら危ぶまれていました。間に合ったもののメインの試合で敗れ、エースなのに団体初の王者にはなれなかったという......。 ジュリア 悔しかった。人生で初めて人に嫉妬しました。私の前にWWEのイヨ・スカイがきっとすごい試合を見せだろうし、この団体を背負ってメインを務めるのは大変な責任だとわかってた。でもいつものジュリアでいられなかった。 結果、負けてベルトも獲れず「私、なにやってるんだろう」って思いました。あそこまでネガティブな感情を抱いたのは初めてです ――嫉妬や恨みをむき出しで女たちが戦うのも女子プロレスの面白さだと言ってますね。 ジュリア そう。恨みつらみでドロドロしてて......って言ってたけど、今まではぶつけられる側。今回「これが女子プロレスかあ!」って思い知った(笑) ――常に新しい女子プロレスを見せてくれるジュリアですが、目指すレスラーはいますか? ジュリア いえ、誰かのようにというのは考えたことがないです。自分は自分なので。 ――自分を3つの言葉で表すと? ジュリア 「だらしない」「一人じゃ何もできない」(笑)。「諦めない」。オン、オフは大事に。マジでみんなに支えられて生きてます。 ――最後に海外挑戦の抱負を! ジュリア アメリカでもケンカスタイルのジュリアを貫きたいですね。だって海外のファンの人たちが知ってくれたのも、日本でやってきたこのジュリアですから。そのうえで世界レベルの技術をしっかり身につけて、大勢の前で試合がしたい。 デビューしたての頃は一番少ない時で30人。そこから7万、8万人、それ以上のお客さんの前に立てるジュリアを目指します。まだ誰もやったことないことをやってやりますよ! スタイリング/上野 珠 ヘア&メイク/佐藤ありさ(GiGGLE) ●ジュリア 1994年2月21日生まれ 英国ロンドン出身 ○2017年、アイスリボンでプロデビュー。スターダムを経て今年4月新団体マリーゴールドに移籍。海外メジャー挑戦が決定! 今月23日には自叙伝『My Dream』(ホーム社)が発売される。公式X【@giulia0221g】 公式Instagram【@0221giulia】 ●『My Dream ジュリア自叙伝』ホーム社 1870円(税込) 8月23日(金)発売! 取材・文/明知真理子 撮影/佐藤裕之