巨人ドラ1・石塚裕惺が「長嶋茂雄記念岩名球場」で自主トレ公開 「楽しみな1年が始まった」
巨人のドラフト1位ルーキーの石塚裕惺内野手(18=花咲徳栄)が3日、千葉県佐倉市の「長嶋茂雄記念岩名球場」で自主トレを公開。長嶋茂雄終身名誉監督の生まれ故郷で汗を流すと「本当に楽しみな1年が始まったなっていう、そいった思いです」とプロ1年目の決意を新たにした。 同球場は1982年に岩名球場とした開場。長嶋終身名誉監督が佐倉市市民栄誉賞を授与しことを記念し、13年7月12日に名称を変更した。石塚は佐倉シニアに所属した中学時代に練習や試合で何度も使用し、「本当にもう日本プロ野球界のスーパースターですし、誰もが憧れるような華がある選手だと思うので、そういう観客を魅了できるような選手になれれば」とミスターへの思いも口にした。 この日は雨が降り、強い風も吹く中父と弟とノックやバッティングを行った。ソフトバンク・近藤モデルで巨人カラーのオレンジのバットを使用してのフリー打撃では快音も連発し「率残せてホームランも打てるようなバッターで、自分も目指すような選手像なので。今はそのバットが自分に合ってるかなって」と充実感を漂わせた。 今後は入寮を終えるといよいよ野球漬けの日々が始まる。「一日でも早く東京ドームでプレー出来るように、どんどんアピールしていきたい」と力強い視線を向けた。