客に物申す「師匠」、店員のミスをフォロー…あなたの身近にいた“かっこよかった大人”
明日への狼煙を上げるラジオの中の会社・TOKYO FMのラジオ番組「Skyrocket Company」。パーソナリティである本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナー社員のみなさんと様々な本音の意見を交わしながら生放送でお届けしています。1月8日(月・祝)の放送では、会議テーマ「成人の日案件~あの大人、かっこよかった!」と題し、全国のリスナー社員からメッセージを募りました。この記事では、数多く寄せられたエピソードのなかから、その一部を紹介します。
◆師匠の振る舞いに感動
10年ほど前、業界では知らない人はいないというぐらい有名な方のお店で修業していた頃の話です。それなりに技術も身に付いてきたものの、まだどこか自信なさげだった私。そんなある日、私が作ったものに対してお客さんが師匠に「ちゃんとできているか、チェックしてくれない?」とわざわざ私にも聞こえるように言われてしまいました。 “悔しいけど、客商売だから何も言えない……”。そう思っていたら、普段はとても温厚な師匠が「ウチの若いのに文句でもあんのか?」と、今まで聞いたことのないようなドスの効いた声と怖い目をして対応。すると、お客さんはしどろもどろになりながら「い、いや……何でもないです!」と言い、帰っていきました。その直後、いつもの温和な師匠に戻り「もっと自信を持ちな~」と背中をバシバシと叩かれました。下の者を守る姿勢、かっこよかったな~(東京都 30歳 男性)
◆列車とホームの間に片足がハマって…
小学生の頃、僕は電車通学だったのですが、駅で降りるときに列車とホームの間の隙間に片足がスポッとハマってしまったことがありました。ラッシュ時だったので焦りましたが、すぐ後ろにいたおじさまが僕の手を掴んでサッと引き上げてくれて“かっこいいー!”と思いました(東京都 17歳 男性)
◆空き缶をさりげなく拾う紳士
私がカッコいいと思った大人は、電車のなかで転がっていた空き缶をさっと拾っていった人です。誰のかも分からずコロコロと転がっていたものを、黙って拾っていく姿がすごいと思いました。それを見習って、自分も自然と拾えるようになれるよう努めています(東京都 55歳 男性)