リアム・ローソンが『F1』公式のアメリカGPパワーランキングで2番手評価!まだ1戦のみで2024年総合評価ダントツトップの珍現象に|F1
2024年第19戦アメリカGPの結果を受けて『F1』公式が同レースのパワーランキングを現地時間23日発表した。 【動画】「フェラーリ、ワンツー!」1周目トップへ躍り出たルクレールがリードを守り切り、今季3勝目 オースティンでのレースは、チャールズ・ルクレールが今季3勝目をマークし、2位に僚友カルロス・サインツが入ったこともあり、フェラーリの1-2フィニッシュとなった。 そしてこの一戦では、1年ぶりのF1復帰となるリアム・ローソンが、19番グリッドからレースを開始し、9位フィニッシュという結果をつかみ取った。 『F1』公式による5人の識者は、ルクレールをパワーランキングのトップ評点を付けた。そしてローソンがそれに続く2番手評価となっている。 10番グリッドからスタートするも、14位フィニッシュだった角田裕毅は評点で10番手以内に入らなかった。
ルクレールについては10点満点中9.4点を付け、記事内でこう紹介している。 「土曜日、オースティンで公式セッションを終えた後、ルクレールはスプリントレースとメインイベントの予選でカルロス・サインツに対してともに敗れた。これはフェラーリ内においても、チーム内争いで劣勢に立たされているように見えた」 「しかし、モナコ人ドライバーはレーススタート直後、ターン1で4番手から見事にトップへと上がり、その後は効果的な周回を続けた。ジェンソン・バトンの言葉を借りれば、ルクレールはライバルたちに“見事な演技を見せた”ということになる」
ローソンについては久しぶりのF1実戦でいきなり結果を残したことから、9.2点という高評価となった。 「リアム・ローソンは、1年間のF1離脱を経て、F1グリッドに復帰した。それにあたり乗り越えるべき山があることを認めたが、このニュージーランド人ドライバーは見事に克服した」 「トラック上ではフェルナンド・アロンソと互角に渡り合い、決勝では19番手から9位までポジションを押し上げた。2025年のフルタイムシート獲得に向けて、非常に好調なスタートを切ったと言える。この内容に審査員も感銘を受けた」 3番手評価はサインツ、4番手評価はマックス・フェルスタッペンとなっており、ローソンは表彰台の3人に割って入る評価となった。