「エンゼルスを奮い立たせることができる」菊池雄星がエ軍と契約報道 「確実な強化」99敗低迷チームの“即エース”にと期待
アストロズから今オフにFAとなっていた菊池雄星がエンゼルスと3年総額6300万ドル(約97億円)で契約に合意したことを『MLB公式サイト』が発表した。 【動画】アストロズの菊池雄星がレイズ打線を三者連続三振! 新天地で凄みを増す左腕のピッチングを見る 同サイトのマーク・ファインサンド記者によると、この契約はペリー・ミナシアン氏が2020年にエンゼルスのGMに就任して以来最大のものだという。 菊池は今季途中の7月末にブルージェイズからアストロズに移籍すると、10試合で5勝1敗、防御率2.70の成績でチームの地区優勝に貢献した。 同サイトでは、エンゼルスにとって「先発ローテーションの確実な強化となる。キクチは即エースとなり、2024年の99敗シーズン後のエンゼルスを奮い立たせることができるだろう」と記し、「33歳の左投手は、シーズン途中にアストロズへトレードされて以来、メジャーリーグでのキャリアの中でも最も素晴らしい活躍を見せた興味深いシーズンを終えたばかりだ」と伝えている。 また、菊池は昨オフに大谷翔平がドジャースに移籍して以来の日本人選手になるとし、「オオタニが6年間エンゼルスに在籍したおかげで、エンゼルスには今でも多くの日本人ファンがいる」と紹介している。 菊池は低迷しているエンゼルスのエースとなるか。来季34歳を迎える左腕の活躍に期待だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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