【2024年9月 日本の出来事を振り返る】震災で傷ついた能登に大雨被害、福島第1原発の燃料デブリの試験的取り出し難航。自民党新総裁就任で来月には解散総選挙…
パラリンピックの熱戦で寝不足気味で始まった9月。東北新幹線の連結部が走行中にはずれて非常停止。福島第1原発の燃料デブリの取り出しはカメラのトラブルで再び中断を余技なくされ、元日の震災の復興が遅々として進まぬ石川県の能登地域が今度は大雨で甚大な被害。ドジャース大谷翔平選手の史上初の「50本塁打50盗塁」だけにとどまらない活躍ぶりに心が躍った。決選投票の末、自民党新総裁となった石破茂氏が首相就任前に解散総選挙を表明して「政治の10月」へとなだれ込んでいく。
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秋田県大館市長選で27歳の元市議・石田健佑氏が初当選した。兵庫県芦屋市長の高島崚輔氏より若い全国最年少市長に。
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夏(6~8月)の平均気温が平年(2020年までの30年平均)より1.76度高く、23年夏と並び統計のある1898年以降で過去最高だったと気象庁が発表した。
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岸田文雄首相は韓国・ソウルで尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と会談。入国手続きの円滑化に向けて具体策を検討することで合意。第三国での有事の際に互いの国民を保護する相互協力の覚書を締結。 政府の原子力関係閣僚会議が、東京電力ホールディングスの柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働に向けて協議。 秋篠宮家の長男で皇位継承順2位の悠仁さまが18歳の誕生日を迎え成人となられた。
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パリ・パラリンピック、車いすテニス男子シングルスで小田凱人選手が決勝で英国のヒューエット選手に競り勝ち金メダル。東京大会の国枝慎吾さんに続きこの種目で日本が2連覇。
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囲碁の一力遼棋聖が中国・上海での「第10回応氏杯」で中国の謝科九段に勝ち初優勝した。日本勢の主要国際棋戦での優勝は19年ぶり。 パリ・パラリンピックが閉幕。日本は海外開催で最多の175選手が参加し、金14、銀10、銅17の合計41個のメダルを獲得した。