なんとなく×好奇心から…新聞記者が『町内会長』になってみたら町はこうなった 小さな気付きが地域を元気に
夏まつりを取り上げた「町内会長日記」。今回も、この地区で暮らしている人たち1人1人に、スポットがあたっている。 町内会長日記の紙面: 「子どもの視線を集めたのが、電気関係の仕事をしている池山さん(77)。少年の目には『かっこいい大人』と映ったに違いない。町内会をはじめとする地域活動は、学びの最適な舞台ではないか」 記事の最後は、学区長から聞いた言葉で締めくくられた。 町内会長日記の紙面: 「子どもって、地域の大人の背中を見て育つんだよね」
地域の課題と向き合う中で見えてくる小さな気付きや発見を、新聞記者として、町内会長として、発信し続けた。
■100回目で連載終了…町内会長をしたから見えたもの
鈴木さんは2024年2月、アメリカのワシントンへ特派員として赴任することとなった。そのため、2021年6月から続けてきた中日新聞のシリーズ「町内会長日記」は、100回目の連載で終わりを迎えた。 最後の連載は『「共助」は身近にあった』というタイトルで、町内会長をしたからこそ出会った人たちのこと、気付けたこと、そして学べたことなどが書かれている。町内会の役員との写真と、これからの地域を担ってくれる子供たちに囲まれた写真が掲載された。
記事によると、アメリカでも「町内会」がある住宅を探しているということだ。