ブライトンFWウェルベック、マン・U在籍時を振り返る 34歳を迎える今季、キャリアハイ更新へ
ブライトンに所属する元イングランド代表FWダニー・ウェルベックが、マンチェスター・ユナイテッド在籍時を振り返った。イギリスメディア『Manchester Evening News』が伝えている。 【動画】三笘薫 マンチェスター・シティ戦でのプレーをダイジェストでお届け! ウェルベックは、マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育った。同クラブのトップチームデビューを果たしたのは2008年9月、ミドルスブラとのカーリングカップ(現カラバオカップ)3回戦だった。この試合ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや元ウェールズ代表MFのライアン・ギグス氏らも先発出場していた。 ウェルベックは2014年9月にアーセナルへ移籍するまで、マンチェスター・ユナイテッドで公式戦142試合に出場して29ゴール17アシストを記録した。現在、ブライトンの主力選手として活躍するウェルベックはマンチェスター・ユナイテッド在籍時をこう振り返った。 「当時は4-4-2の左サイドでプレーすることが多かったし、試合にインパクトを与えることができなかった。僕にとって難しい時期だった。自分の能力を最大限に発揮することはできるけど、それはチームにとってベストな選択肢ではなかった。自分の好きなポジションでプレーしたほうが、よりインパクトを与えられると思ったんだ」 現在はブライトンでセンターフォワードをこなすウェルベックだが、当時はウイングを任されることも多かった。 「トレーニングもやるし、試合に出れば100パーセントを出す。それが僕であり、そこを変えるつもりはない。だけど、自分にとって何が最善か考え出すようになるんだ」 その後、ウェルベックはアーセナルに移籍。同クラブでは公式戦125試合に出場して32ゴール13アシストという成績を残した。そしてワトフォードに1年間在籍したあと、2020年10月にブライトンに移籍した。 そして今シーズン、ウェルベックは日本代表FW三笘薫や、U-21フランス代表FWジョルジニオ・リュテールらとともに前線の一角を担い、これまで公式戦13試合で6ゴール2アシストを記録している。 11月26日に34歳となるウェルベックが、キャリアハイを更新する勢いで活躍している。
SPOTV NEWS