【インド】ニデック、アショクとパートナーシップ契約
ニデック(旧日本電産)は3日、米国子会社ニデックモータ(NMC)がインドの商用車メーカー、アショク・レイランドと電気モーターコントローラシステム「E―Drive」の供給でパートナーシップ契約を締結したと発表した。9月11日に契約を結んだ。 E―Driveは、電気自動車(EV)の駆動モーターシステムの中のインバーターに当たる部品で、ニデックの製品名。NMCのトラクション事業部門は電気商用車向けにE―Driveのサービスを提供しており、2010年以降、世界全体で10万台以上の電気商用車に搭載されているという。 ニデックの広報担当者は3日、NNAに対し、「インドではアショクだけでなく、その他の地場完成車メーカーにもE―Driveを提供しているが、供給パートナーシップ契約を結ぶのは初めて」と述べた。 今回の契約を通じて、NMCとアショクは戦略的パートナーとして協力。NMCは、アショクと同社子会社の商用車プログラム向けに次世代のE―Driveを開発していくほか、 アショクが車両電動化に向けてE―Driveの中核的研究拠点を設立するために必要な支援を提供する。