<’23センバツ・がんばれ大分商>プラカードの文字揮毫 福岡県立太宰府高 /大分
3月18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会に九州から出場する長崎日大、海星(長崎)、大分商、沖縄尚学の4校が開会式などで使用するプラカードの文字を福岡県太宰府市の県立太宰府高校書道部員が揮毫(きごう)した。 例年、プラカード文字の揮毫は「書の甲子園」として知られる「国際高校生選抜書展」(毎日新聞社など主催)の団体の部で地区優勝した高校が担当し、太宰府高が揮毫するのは2016年の第88回大会以来。 長崎日大は2年、稲永楓香さん(16)▽海星は3年、江崎果音さん(17)▽大分商は同、今泉冴耶さん(18)▽沖縄尚学は同、渡辺音乃さん(18)――が筆を執り、それぞれ得意な書風で半紙に学校名を1文字ずつ丁寧に書き上げた。 大分商を楷書で書いた今泉さんは「(唐代の書家の)顔真卿(がんしんけい)の書法を生かし、どっしりと重厚な線で書きました。優勝を目指して頑張ってください。応援しています」と話した。【桑原省爾】