【地方競馬】新規調教師・騎手免許合格者発表
NAR地方競馬全国協会は、令和6年度第2回調教師・騎手免許試験の合格者を発表した。今回の新規合格者は調教師7名、騎手4名で、いずれも令和6年12月1日付けの免許となる。 ●調教師 ・陶文峰(44) 現職種:騎手 現所属:岩手・菅原右吉厩舎 陶騎手コメント 「調教師試験に合格する事ができて新たなスタートラインに立てたなと思います。これから厩舎開業の準備していく事になりますし、来年3月の開幕から始める事ができれば。まだまだ学ばなければならない事もあって、そこに間に合うかどうかはまだわからないですけども、焦らず進めていくつもりです。騎手としては次週が最後の3日間になります。応援に来てもらえれば嬉しいです」 ・水上直人(37) 現職種:調教師補佐 現所属:埼玉・小久保智厩舎 ・大津剛(49) 現職種:調教師補佐 現所属:千葉・齊藤敏厩舎 ・長谷川剛史(39) 現職種:調教師補佐 現所属:千葉・石井勝男厩舎 ・嬉勝則(55) 現職種:騎手 現所属:高知・田中譲二厩舎 ・真島二也(33) 現職種:調教師補佐 現所属:佐賀・真島元徳厩舎 ・倉富隆一郎(45) 現職種:騎手 現所属:佐賀・川田孝好厩舎
騎手4名
●騎手 ・大友一馬(30) 現職種:厩務員 現所属:ばんえい・大友栄人厩舎 大友厩務員コメント 「2回目の受験だったので素直に嬉しかったのと、安心した気持ちでした。すぐに父に連絡して、よかった、安心したと言ってくれました。元々営業の仕事をしていて、小さいころから馬に触ってこなかった人生だったので、自分には無理かなと思っていました。ですが、営業の仕事をしているときのお客様との会話の中で、調教師である父や祖父の話をすると皆さんがすごいと言ってくれて、ばんえい競馬の仕事というのはここにしかなくてすごい仕事なのだと改めて実感し、騎手になりたいと思い挑戦しました。今後、騎手として1回1回の騎乗に乗せていただけている感謝の気持ちを持ち、いつかは重賞をとれるような騎手になりたいです」 ・菅原響希(22) 現職種:厩務員 現所属:ばんえい・村上慎一厩舎 菅原厩務員コメント 「合格出来てとりあえずホッとしました。知らせが来てから宮城の家族に報告したのですが、家族から騎手という職業が出るとは思ってもいなかったようで、言葉が出ないほどすごいと言ってくれました。昔から競馬を見るのが好きで、ばんえい競馬を見て、そこに映る林騎手の姿がすごくかっこいいと思い、レースの研究をするようになりました。小さいころから身長や体重の関係で、騎手になるということを夢と思う前に諦めていたのですが、林騎手のレース姿を見て挑戦しました。今後は記録にも記憶にも残るような騎手になっていけるように頑張りたいです」 ・中原蓮(22) 現職種:厩務員 現所属:ばんえい・金田勇厩舎 中原厩務員コメント 「合格の知らせを聞いて、嬉しいよりも先に安心しました。母に連絡したところとても喜んでくれて嬉しかったです。同厩舎所属の金田騎手にも報告させていただきましたが、こっちまで嬉しいと言ってくれました。元々、高校生の時に馬房掃除のアルバイトをしていて、その時に金田調教師が馬に触っている姿を見て、高校卒業後から働き始めました。金田調教師から騎手を目指してみないかと言っていただいて、そこから騎手になりたいと意識するようになり、今回合格することが出来ました。これから騎手として、1レースごと全力で頑張る馬や、騎乗している自分の姿をたくさんのお客さんに見ていただけたら嬉しいです」 ・渡邊準己(27) 現職種:厩務員 現所属:北海道・田中淳司厩舎
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