「神奈川ビジョン」発表 黒岩知事が会見(全文4)直ちに休業要請解除とはならない
発動を判断する基準は?
神奈川新聞:ありがとうございます。もう1点お伺いしたいんですけれども、ちょっと先ほども質問が出たんですけれども、アラートの発動基準のところで幾つか指標があります。総合的に判断されるという、専門家に相談してされるということなんですけども、そこは例えばほかの指標、医療の状況とか監視体制も含めて、例えば幾つかの項目がばっと並んでいく中で、重点を置くところはあるにせよ、幾つの項目が、チェックがそこに付けば発動になる、満たすという判断になるとか、そういった基準っていうのはないんでしょうか。 あともう1つは、じゃあ発動しようといったときに、例えば専門家会議みたいなのを開いてそこで発動を決めるとか、そういった正式な組織みたいなものはないんでしょうか。 黒岩:これは何ポイントどうなればどうするという、そういう自動的なものではないですね。あくまで全体的な状況というものを総合的に判断するといった中で、それぞれのデータは全部お示しいたします。こうなってると。ここのところはちょっと、データ的にいくと基準から外れてますと。全体から見たらこうなんですけど、でもこう判断してこういうふうにお話をしますということを、そのプロセスっていうか、判断したプロセスを全部お見せするといったことでありますね。これは別になんとかチーム、専門家チームが、判断チームっていうのがあるわけじゃないですけど、われわれはコロナ対策本部の中にそういう専門家が皆、集まってますから、そこで判断していきたいというふうに思っています。はい、どうぞ。
宣言解除の場合の対応準備はできているのか
朝日新聞:朝日新聞の田井中です。今後のマイルストーンのスライドをお見せいただきたいんですが、仮に2段目の某日があした来た場合、あした解除された場合ですね、緊急事態宣言が。県としての対応は生める準備はできてるんですか。つまり、あした休業要請の解除ができる、美術館や博物館ではなく、お店の業種でここはやってもいいだろうという、そういう基準をわれわれは今日、示されるのかなと思っていたんですが、今日は示せないとしても、そういう【**** 01:11:59】といいますか、判断基準、これはあるんでしょうか。 黒岩:これは例えばあしたもし解除されたとして、直ちに自粛・休業要請の解除っていう、そうはならないと思いますね。ある種、一呼吸置いてからになってくると思うんですね。ですからそれはただちに自動的にスタートするというものではないと思います。 朝日新聞:としても、その際に、どうなればこの業種は開けられる、ガイドライン待ちっていうことなんでしょうか、それともそこのなんらかの県独自の具体的な数値なり基準があるんでしょうか。 黒岩:さっき申し上げましたけど、それぞれの業種ごとのガイドラインといったものが提示されてるところ、提示されてないところもありますね。そういったものを総合的に整理した上で、どんな形でこれを段階的といったもので皆さんにお伝えできるかといったことですね。これはもう、そのときになったらすぐ出せるように準備は着々と進めています。 朝日新聞:あしたがそれになった場合も出せるということですね。 黒岩:あしたすぐ出すわけじゃないですよ。だから一呼吸置いてからになりますけどね。出します。 【書き起こし】「神奈川ビジョン」発表 黒岩知事が会見 全文5に続く