〈絶対に従わなければ〉…25歳女性死亡「同居男性が顔面を何度も殴り『パパ活』指示か」呆れた言い分
亡くなった女性の日記には、こう書かれていたという。 〈遼太郎の言うことには絶対に従わなければならない〉 日記に記された「遼太郎」とは、11月21日までに警視庁渋谷署に傷害の疑いで再逮捕された増田遼太郎容疑者(26)だ。’24年8月、渋谷区広尾のマンションで増田容疑者と同居していた25歳の女性Aさんが死亡。増田容疑者はAさんの顔面を何度も殴るなどして、日常的に暴行を加えていたとみられる。 「Aさんのスマートフォンには、左頬や唇が腫れあがり歯が欠けた画像が何枚も残されていました。増田容疑者は自称・個人投資家です。Aさんに暴力をふるうことで自分に従わせ、年上男性とデートする『パパ活』を指示。 Aさんが『パパ活』で得たおカネを投資資金や生活費に回していたとされます。増田容疑者は警察に対し『はっきり覚えていないが暴力をふるったことはある』などと供述しているそうです」(全国紙社会部記者) 『FRIDAYデジタル』は’24年9月4日配信の記事で、増田容疑者が最初に逮捕された事件について詳しく報じている。大幅に加筆修正したものを再録し、増田容疑者の呆れた言い分やトラブルの詳細について振り返りたい――。 ◆容疑者みずから119番通報 8月30日に警視庁捜査1課が逮捕したのが、東京都渋谷区に住む増田容疑者だった。前述した広尾の自宅マンション内で、同居していた女性会社員Aさんが亡くなったことに関与したとみられる。増田容疑者は、同日の朝みずから次のように119番通報したという。 「彼女が廊下で倒れている。意識がありません」 駆けつけた消防隊員がAさんの身体を確認すると、複数のアザやキズが見つかった。 「トラブルが起きた前日の8月29日夜11時半過ぎ、Aさんが当該マンション近くのコンビニへ1人で入店する様子が確認されています。警察の取り調べに対し、増田容疑者は『(Aさんの)顔を叩いたことは間違いない』と暴行を認めました。29日深夜から30日朝にかけて犯行が行われたと考えられます。 SNSで知り合った増田容疑者とAさんが、交際を始めたのは’21年12月です。ほどなく2人は、広尾のマンションで同棲開始。司法解剖の結果、Aさんの死因は外傷性ショックでした」(別の社会部記者) 警察の調べに対し、増田容疑者は犯行動機などについて呆れた言い分を展開していたという。 「部屋の温度で口論になったためAさんを叩いた。そのまま寝て朝起きたら(Aさんが)倒れていた」 本誌カメラマンは、9月1日の朝9時過ぎに行われた増田容疑者の送検を撮影していた。捜査員に付き添われ後部座席に座る増田容疑者。終始うつむいていたが、垣間見える表情からは憔悴した様子がうかがえた。 増田容疑者は最初に逮捕された事件で、2ヵ月の鑑定留置の後11月19日に起訴されていた。
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