採用面接で必ずすべき「3つの質問」 あなたの積極性を示すために
優秀な人材はどのような点が際立っているのか?
■新入社員の中でも優秀な人材は、どのような点が際立っているのでしょうか? 新入社員であれば、もちろん自分の頑張りが経営陣にどう評価されるかを知りたいと思うだろう。そのため、この質問は効果的だ。この質問への回答によって、会社の成功に貢献するために必要なことや行動がより理解しやすくなる。 会社のトップパフォーマーについて聞くことは、あなたが優秀であるために何が必要かを理解したいと思っている証拠にもなる。また、その会社で早く昇進したり、社内でキャリアアップの機会を見つけたりする方法を判断するのにも役立つだろう。 ■あなたのチームメンバーは会社の価値観をどう評価していますか? 会社の価値観について尋ねることで、職場環境、マネジメントスタイル、チームの相互作用について知見が得られるかもしれない。また、経営戦略、優先事項、行動に影響を与える指針を理解するのにも役立つ。 その企業での長期的なキャリアを考えている場合、企業の価値観を知ることで、自分のキャリア目標がその企業と合致しているかどうかを評価でき、その企業での将来について十分な情報を得た上で決断できるようになる。 ソフトウエア企業Workhuman(ワークヒューマン)の調査によると、社会人の31%が自分の仕事ぶりを年に一度評価されていると答え、18%は半年に一度評価されていると回答している。社員がどのような価値観を持ち、どのように評価されているかを理解することは、人事考課の時期によりよいフィードバックを得る上で重要だ。 面接は、面接官があなたを知るためだけでなく、あなたが面接官と合うかどうかを見極める機会でもあることを心に留めておこう。効果的な質問を投げかけることで、職務や会社についての見識を深め、その会社で働きたいという純粋な気持ちをアピールできる。そのため、次に面接で「何か質問はありますか」と聞かれたら、その機会を逃さず質問し、学び、あなたのことを印象づけてみよう。
Sho Dewan