坂手淳史、長田智希、ジョネ・ナイカブラ。ワールドカップ経験者が語るパシフィックネーションズカップへの意気込み
8月25日(日本時間26日)の「アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024」(PNC)の初戦・カナダ代表戦に向け、すでにバンクーバー入りしているラグビー日本代表。
日本からカナダに渡る前に、昨年のワールドカップに出場したHO(フッカー)坂手淳史、CTB(センター)長田智希(ともに埼玉パナソニックワイルドナイツ)、そしてWTB(ウイング)ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)の3人が、オンラインで報道陣に対応した。
FW(フォワード)の中では、44キャップの最多となる31歳のHO坂手。前回のシリーズでキャプテンを務めたFL(フランカー)リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)が、PNCで不在であることについては次のように話した。
「一緒にやっていた選手がいないが、今のところ影響を感じていないし、いい形で日々の練習は進んでいる。ただ、ゲームの中でどういう判断をしていくかは、考えていかないといけない部分だと思う。クロスゲームでもターニングポイントでしっかりその場その場で判断できるよう、コミュニケーションを取っていきたい」と話した。
また、PNCでキャプテンを務めるベテランのCTB立川理道(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)について聞かれると、坂手は「ハルさん(立川)は任命されていなくても、ハルさんらしく、常に全力でやっていたのを見ていたので、何も言うことなく、僕たちもサポートしたいという思いがある」。
「このチームをどうドライブしていくか、選手たち1人1人が大きな力を出していかないといけない。ハルさんに何かをしてもらうというより、僕たちはそういう思いで一緒にやっていかなければならない」と語った。
24歳の長田も、「経験値が高く、いろいろな経験をされているのでチームがうまくいかないとか、練習がうまくいっていない時の声がけや、ハドルでの言葉遣いがうまいと感じた。プレー面でもCTBでのハンドリングだったり、コミュニケーションだったり、僕自身学ぶことがたくさんある」と立川について話した。