41歳の冨永愛さんが活躍の陰で乗り越えていた「不調とその対策」とは?
――「疲れやすさやイライラ、不安感などの不調が更年期にまつわる症状だと気がつくまでに時間がかかったと」いう話をよく耳にしますが、冨永さんは気がつくタイミングが早かったですね。 まわりの先輩方から更年期症状の話はよく聞いていましたし、思春期にも更年期にもホルモンによるゆらぎが来るという知識はあったので、わりと早い段階で気がつくことができました。治療を始めて本当に楽になりましたね。
――年齢を重ねると、太りやすくなる、肌のハリがなくなる、肌色がくすむ、などの体の変化がありますが、 どのような対策をされていますか。 30代の中頃から、自分をベストな状態にするためのメンテナンスに関しては試行錯誤していて、この先ずっとそういう戦いが続くだろうなと思っています。特に、筋肉は年齢が上がっても増やすことができる細胞だと聞いたので、どういう風に運動を続けていくかを考えることはすごく大事だなって。あと気になるのは、体の巡り。血の巡り、水の巡り、気の巡りなどが滞らないように気をつけていますね。 決して体が細いことがいいことだとは考えていなくて、目指しているのは健康です。
健康美を支える、心地よく続けている習慣とは?
――「フェムテック」にも注目されている冨永さん。膣ボールや吸水ショーツの他にいま気になっているものはありますか? デリケートゾーン用のオイルを使い始めました。クレンジングと保湿ケアが一緒にできるオイルで、マッサージするようになじませることで、血行を良くして、肌をやわらかく保つ効果があるというもの。粘膜に触れるものなので、安心して使えるものを選んでいます。 フェムケアではないけれど、肩こりがひどいので、寝る前にアロマオイルを肩に塗って軽くマッサージするのが最近習慣になっています。いま気に入っているのは、ローズマリー、マジョラム、ローマンカモミール、ペパーミントなどがブレンドされたすっきり系の香りのアロマオイル。
――冨永さんはすごく姿勢が良いイメージなので、肩こりに悩まれているのは意外でしたが...... 肩こりとは20代から付き合っています。背が高いので、いろいろなもの(テーブルや洗面台、キッチン台など)の高さが私には低すぎるんです(笑)。手を洗うときもかがまないと届かなかったり、皆さんとお話しするときも首を傾けてお話ししたりするので、どうしても首や肩が凝ってしまうんですよね。