41歳の冨永愛さんが活躍の陰で乗り越えていた「不調とその対策」とは?
世界の第一線でトップモデルとして活躍し、最近は俳優としてもドラマ『グランメゾン東京』への出演や『大奥』の徳川吉宗役の好演が話題になるなど、活躍の場を広げる冨永愛さん。 【画像ギャラリー】冨永愛さんのすっぴんカバー写真が話題! 日本人として唯一無二のキャリアをもつ、働く女性の憧れ的存在である冨永さんが「コンプレックスを乗り越えて幸せをつかむために心がけてきたこと」を綴った最新エッセイ『冨永愛 新・幸福論 生きたいように生きる』が6月28日に発売されました。
そのめざましい活躍の陰で、実はここ数年不調を感じていたのだとか。 「調べるとプレ更年期らしいということで、治療を始めてだいぶ楽になりました。だから今、“幸せ”とか言えちゃうんですよ(笑)」と屈託なく笑いながら語る表情はとても穏やかでポジティブ。どうメンテナンスして自分をベストの状態にもっていくべきか、常に試行錯誤を続けているという冨永さんの今についてお話を伺いました。
活躍の陰で抱えていた不調と対策は
――冨永さんは今現在41歳。著書の中で「30代に不調を感じ始めた」とありましたが、おもな症状と対策についておしえてください。 一番は、疲れですね。以前と同じことをしても疲れが抜けにくくなったと感じるようになり、35歳からは毎年、自分の体に何が足りていないのかがわかる分子栄養学に基づいた血液検査を受けるようにしています。検査し始めてから5年目に、女性ホルモンが減ってきていることがわかり、ホルモン補充療法を始めました。 「足りていないものを補う」と言っても、足りないものをすべて足せばいいわけではないと思っています。自分の状態を把握したうえで“どうありたいのか”を考え、先生と相談しながら何をどのくらい補充するか決めています。女性ホルモンと甲状腺ホルモンを錠剤で補充し始めてそろそろ1年になりますが、体調はだいぶよくなりました。ホルモン補充療法にも種類がいろいろあるので、まわりの人の話を聞いたり自分で調べたりしてよさそうだと思ったものを選択しました。治療方法は人それぞれ、合う・合わないがあるので、私の方法がみなさんにもおすすめだとは言えないのですが、いろんな選択肢があるので、じっくり検討して合うものを選ぶのがよいと思います。