S級1班維持の勝負駆け、36歳競輪選手が準決進出! 待望の追加要請は前検日前日…?!「諦めかけてた、慌てて荷造りした(苦笑)」/松山G3
松山競輪「大阪・関西万博協賛 開設75周年記念 金亀杯争覇戦(G3)」は6日、2日目を開催。6Rの選抜に出場した松川高大(36歳・熊本=94期)に話を聞いた。 S級1班の点数確保へは「あと1点近く上げないといけない」状況の松川高大は、「記念でヒットを飛ばさないとなかなか1点は上がらない。松山記念の追加をもらえればいいなって思っていた」ようだ。ただ、なかなか追加要請の連絡が来ず「さすがに諦めかけていた」が、前検前日の午後に待望の一報が入った。 「さすがにバタバタでした(苦笑)。慌てて荷造りとかして、自転車も送れないから車とフェリーで来ました」 勝負駆けシリーズの初日は、町田太我(24歳・広島=117期)をまくり切った宮崎大空(25歳・熊本=115期)に乗って2着。二予は前を任せた伊藤旭(24歳・熊本=117期)が車体故障のアクシデントに遭うも、うまく回避して踏み場を探し2着強襲と、準決までしっかりコマを進めてきた。 「疲れはまだあるけど、思ったよりも悪くはなさそう。点数を上げにきたわけだし、ここで満足せず準決も集中して頑張ります」と気を引き締めた。(netkeirin特派員)