広島・中村奨成が2年連続で護摩行参加「今年も変わりたい一心で参加させていただいた」
広島・中村奨成外野手(25)が9日、鹿児島市内の最福寺で2年連続の護摩行に臨んだ。 【写真】強烈な炎の前で絶叫気味の中村奨成 すさまじい荒行 チームの先輩でもある会沢、堂林と並んで座り、燃えさかる炎を前に読経。表情をゆがめながら必死に声を張り上げ、約90分間の荒行を終えた。「やっぱり、しんどかったなと昨年同様に思いました。自分自身、精神的にも強くなりたいし、変わるきっかけを会沢さん堂林さんにいただいた。今年も変わりたい一心で参加させていただきました」と語った。 昨季は本格的に外野手へ転向。30試合の出場で打率・145、0本塁打、1打点だった。2軍では安定した成績を残す一方、1軍の舞台では力を発揮できなかった。ただ、秋季キャンプを通じて自身の打撃に関しては手応えを感じている。 プロ8年目の今季、狙うは外野の定位置奪取。「戦力として1年間戦っていきたい。去年、一番打席に立たせてもらって打てなかった悔しさが一番強かった。開幕から出られるようにアピールしていけたらと思っています」と誓いを立てた。