大阪・梅田大改革の裏で…2024年に消えゆく名所 今行っておきたい4選「嘘やろ」「信じられん」
■ 「梅田ロフト」が茶屋町エリアで営業終了へ
「100年に1度」ともいわれる梅田の再開発により、巨大公園や商業施設の新規オープンが続く2024年の大阪。その裏で、長年愛されてきた施設の閉店も相次いで発表されている。 【写真】梅田に異様な光景、「うめきた公園」がデカすぎる 1987年にロフト1号店である「渋谷ロフト」が開店後、1990年4月、雑貨専門業態館として、関西のフラッグシップの位置づけにてオープンした「梅田ロフト」。このたび契約満了に伴い、2025年春に現・梅田ロフトを営業終了し、同キタエリア内にて移転し「新生・梅田ロフト」としてリスタートするという。 ロフトは「創業以来『時の器』の精神とともに、時代の変化を敏感に感じ取り、トレンドをしなやかに切りとり、雑貨を通して新しい生活提案し続けてまいりました。雑貨文化のプロデュースカンパニーとして関西のお客さまの期待に応えるべく、雑貨の『今』を感じさせる新しい生活提案を、梅田ロフトから引き続き発信してまいります」とコメントしている。
■ 貴重なミニシアターがまた…18年の歴史に幕
大阪・心斎橋の複合ビル「ビッグステップ」(大阪市中央区西)内のミニシアター「シネマート心斎橋」は10月24日をもって閉店。約18年の歴史に幕を閉じることに。 2022年には関西のミニシアター文化を牽引してきた映画館のひとつ「テアトル梅田」、翌2023年には約60年にわたり京都で愛されてきたミニシアター「京都みなみ会館」と、関西では立て続けにミニシアターが閉館している。 「シネマート心斎橋」はアジア映画の専門館として、2006年4月に開館。閉館の理由について「新型コロナウイルスの影響による観客数減少からの回復の遅れ、オンライン配信サービスの普及による競争の激化など、さまざまな経営環境の変化により、今後継続的にお客様へ質の高い映画体験を提供することが難しいと判断し、閉館の決定に至りました」とコメントしている。 この発表に「すごく残念です」「嘘やろ、、、」「こんな素敵な映画館が閉館するなんて信じられん」「小規模映画館のプライベート空間感が大好きでした」と反響が相次いだ。