〔NY外為〕円、一時150円台=約1カ月ぶり高値(27日午前11時)
【ニューヨーク時事】27日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米感謝祭休暇を前に持ち高調整の円買い・ドル売りが進行し、一時1ドル=150円93銭付近に上昇した。これは10月下旬以来、約1カ月ぶりの円高水準。午前11時現在は151円10~20銭と、前日午後5時(153円04~14銭)比1円94銭の大幅な円高・ドル安。 翌28日の米国市場は感謝祭のため休場。29日も合わせて休暇を取る市場参加者が多く、大統領選以降に積み上がったドルの買い持ちをいったん解消する動きが広がっている。10月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表後、円は151円台後半に小緩む場面があったものの、その後は再び円高・ドル安基調に転じている。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0560~0570ドル(前日午後5時は1.0485~0495ドル)、対円では同159円70~80銭(同160円57~67銭)と、87銭の円高・ユーロ安。