菅野智之の“新フォームの新フォーク”に由伸&憲伸が太鼓判「武器が1つから2つになった」
元巨人監督の高橋由伸さんと、元メジャーリーガーの川上憲伸さんが、来季からメジャーリーグに挑戦する意向を明かしている巨人・菅野智之投手について語りました。 【画像】ファンフェスタの締めくくりに場内を1周する巨人の菅野智之投手 菅野投手は今季両リーグ最多の15勝をあげMVPを獲得。高橋さんは今季の菅野投手の活躍について、フォークが進化したと語り、「今シーズンは腕の高さが上がったし、フォークの角度がよくなった。(腕が)横からだと角度を感じなくなるので、(腕が)上がっていると角度を感じるから余計に落ちている感じもする」とコメントしました。 現役時代メジャー1年目で7勝をあげた川上さんは「角度がつくっていうのはピッチャーとしても一番望ましい。僕もアメリカに行って言われたのが、ベースにたたきつけるフォークを投げるっていうこと。菅野投手のフォークも落ちだしてからストン!っていうのが早い。これはすごくメジャーでは有効的」と新フォームでのフォークを評価しました。 続けて「必殺技が1つ(スライダー)から2つ(スライダーとフォーク)になったから、どっちで来るかわからないのでバッターは困る。ピンチになったときでも、もう一つの変化球があるから安心できるので、フォークはメジャー球団も評価しているんじゃないかなと思います」と実戦を想定し、活躍を予想しました。 (12月7日放送の日本テレビ『Going! Sports&News』を再構成)