日産の新「ルークス”BEAMS仕様”」ついに市販化! 超カッコイイ「“高級”ジーンズシート」採用した「新モデル」! 起源となった「BEAMS」コラボの「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT」とは
人気セレクトショップが仕上げた「超オシャレな軽」
2025年1月10日から12日までの3日間、世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」が開催されます。今回で43回目となりますが、過去にもさまざまなカスタムモデルが登場し話題を集めました。 そんな過去の出展車両のなかから、前回2024年の東京オートサロンに参考出品された日産「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT(ルークス ビームス カスタマイズド コンセプト)」について紹介します。 【画像】「えっ…!」これがニッサンの「超オシャレ軽ワゴン」です! 画像で見る(30枚以上)
現在、国内の新車市場において4割近いシェアを獲得しているのが軽自動車ですが、なかでも人気の中心となっているのが「軽スーパーハイトワゴン」と呼ばれる背高のスライドドアモデルです。 日産では同クラスに「ルークス」を投入し、各社と接戦を繰り広げています。 そのなかでトップシェアを誇るのは、ホンダ「N-BOX(エヌボックス)」。 その人気を盤石なものとするべく、2024年9月に追加されたSUV風カスタムバージョンが「N-BOX JOY(ジョイ)」です。 このN-BOX JOYのライバルとして期待したいのが、日産が発表したおしゃれな軽自動車のSUV風カスタムモデル、ルークス ビームス カスタマイズド コンセプトです。 人気セレクトショップ「BEAMS(ビームス)」とのコラボレーションによって実現したもので、東京オートサロン2024に参考出品されました。 ルークスをベースに、BEAMSならではのこだわりが各所に詰め込まれており、エクステリアの外装色には、なんとデニム生地の裏側をモチーフにしたカラーが採用されていました。 筆者(自動車ジャーナリスト 吉川賢一)が日産の担当者に対しその理由を聞いたところ、次のように説明していました。 「BEAMS側の意見として、デニムのブルーをそのまま使うのはつまらないので、裏返した色にしたいとの要望があったのです。 クルマの下周りにあるブルーの部分は、ジーンズをロールアップした姿をイメージしています」 女性がターゲットということで、ヘッドライト周りにはアイプチのようなシールを上下に貼ることで、目力(めぢから)をアップ。グリルを同一色にしたのも、柔らかいイメージにしたかったからだそうです。