「アボカド」といっしょに食べちゃダメ!?栄養摂取を邪魔する食品とは
アボカドと相性が悪い食品の組み合わせは?
体に不可欠な栄養素の補給源として理想的なアボカドですが、いっしょに摂取する食べ物によっては、体内での働きを邪魔してしまうこともあります。なかでも、アボカドに多いカリウムを体外に排泄しやすくするのが「アルコール」や「カフェイン」を多く含む食品です。 とくに、お酒などからアルコールを多く摂取した場合、利尿作用によって水分とともに尿へ体内のカリウムなどが排泄されるだけでなく、亜鉛などのミネラルやビタミンB1などのビタミンがアルコールの分解によって多く消費されてしまうことに…。 亜鉛やビタミンB1についてもアボカドに含まれている栄養素であるため、アルコールのとりすぎはカリウムに限らず、いつくもの栄養素の働きに悪影響を及ぼしてしまうのです。 そのため、栄養を気にしてアボカドを摂取するのであれば、アルコールやカフェインは控えめにするようにしましょう。
アボカドを工夫して取り入れてみよう!
せっかく栄養満点なアボカドを食べるのであれば、ご紹介したように組み合わせないほうがよい食品がいくつかあります。 ただし、いずれも極端に多くとらなければ影響は小さいことが考えられるでしょう。食べ合わせを気にするあまり、摂取を控えすぎてしまうようになっては元も子もありません。 脂質が多いアボカドは、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンKといった油に溶けやすいビタミンの体内への吸収率を高めてくれます。それらの栄養素を含んでいるのが色の濃い野菜、魚、きのこなど。アボカドをこういった食品と組み合わせるようにすれば、より効率的に健康効果を高めてくれることが期待できるでしょう。 豊富な栄養源としてメリットの多いアボカドを食べる際には、こういったことを参考にしてみてはいかがでしょうか? 構成/サンキュ!編集部
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