元ソフトバンク・和田毅さん、引退発表の直前に出た「現役続行」報道について語る 上原浩治さんのYouTubeチャンネル
今季限りで現役引退した元ソフトバンク投手の和田毅さんが、上原浩治さんのYouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」に出演。引退発表の直前に出た「現役続行」報道について語った。 上原さんから「朝、ヤフーニュースに『続投』って出てからの、その日の夕方に電話をくれて『辞めます』っていうから、えっ!?って。なんだったの、あれ」と振られた和田さん。 「いや、僕も分からない」と振り返りつつ、「記者さんから『来年続投っていうニュース出してもいいですか?』って前日に言われていた」と裏話を披露。「好きに書いてください。僕はやるとも辞めるとも言ってないですよ」と答えたという。 実際にはDeNAとの日本シリーズ終了翌日に王貞治球団会長に報告し、引退会見の日取りを決めていたが、その会見予定日の前に「現役続行」の報道が出た。 だが、和田さんは戸惑うのではなく、「これは逆に言いやすくなったな」と思ったという。「普通ならシーズン終わって(和田さんから)電話がかかってきたら、(電話を受けた知人、関係者らは)『もしかして…』みたいなのがあるじゃないですか。でも、続投って出てるんで、『続投って出てるのに、なんで電話かかってくるんだろう』と不思議な感じで電話を受けてくれる。それは逆に良かった」と現役続行報道を逆手に使った部分があったようだ。 実際には「自分の中では7月」に引退を決め、9月には球団に伝えていたという。「ブルペンで投げようとすると、膝がねじ切れそうな痛みがあった」といい、「もう治らないなと思って。もうやっちゃダメだってサインなんだなと感じた」と決断の理由を説明した。
中日スポーツ