トリドールHD、「肉のヤマ牛」を上海にオープン アジア展開を強化
「丸亀製麺」などを運営するトリドールホールディングス(東京都渋谷区)は6月27日、「肉のヤマ牛」の中国1号店を上海にオープンすると発表した。オープンは今夏を予定している。同社は今年4月、香港に肉のヤマ牛のポップアップ店を出店。売れ行きが好調に推移したことから、中国への進出に至ったという。 【画像】肉のヤマ牛 グランドメニュー 肉のヤマ牛は「炭火仕上げの牛カルビ焼肉丼」が主力商品だ。国内では25店舗を展開している。 トリドールホールディングスは、2021年9月に「揚げたて天ぷら定食まきの」をシンガポールにオープン。2022年8月に同ブランドを香港に、2023年11月にはぼっかけ焼きそば専門店「長田本庄軒」を台湾にオープンした。 上海で2024年4月にオープンした「ラー麺ずんどう屋」の売り上げは順調に推移し、今年度中に2号店を同じく上海に出店予定だという。同社は「今後も引き続き、複数の国内ブランドの海外進出を加速させる方針だ」とコメントした。
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