開場後初「豊洲市場まつり2024」11月3日開催 市場の美味が集結
東京・豊洲市場で11月3日、2018年の同市場開場後初となる「豊洲市場まつり2024」が開催される。市場内業者が提供する海鮮丼や海鮮焼きが味わえる他、鮮魚や冷凍魚の物販や、さかなクントークショーなどのステージイベント、食育をテーマとしたプロレス、オリジナルキーホルダーが配布されるスタンプラリーなどが実施される。
まつりのテーマは「豊洲市場まつり2024 美味集結!市場の元気を皆さまへ」。主催の豊洲市場まつり実行委員会は11日に開いた記者会見で「市場の元気を感じ取ってもらいたい」と話し、豊洲市場や市場流通への理解醸成も狙いつつ「地元の市場として身近に感じてもらえたら」と期待を寄せる。
まつりの飲食グルメコーナーでは水産仲卸の専門業会や場内業者による海鮮丼、海鮮焼きなどの他、復興支援ブースを設けて福島、宮城、岩手、石川の食材を使ったメニューも提供する。約20台のキッチンカーも出店し、豊洲市場で仕入れた食材を使ったオリジナルメニューを取りそろえる。
物販コーナーでは、水産仲卸専門業会や加工パッケージ棟の事業者が鮮魚・冷凍魚を売り出す他、青果物部仲卸による果物や野菜の販売もある。市場内の「魚がし横丁」専門店も出店する。
会場には、魚河岸会のみこしや、ターレ、フォークリフトなどを展示する。日本料理店「賛否両論」の笠原将弘店主による料理ショー、青果卸による模擬セリ、水産若手仲卸による縁日も用意して会場を盛り上げる。
開催時間は午前9時半~午後2時、会場は6街区水産仲卸棟1階の積込場に設ける。実行委員会は来場者に対し、公共交通機関での来場を呼び掛けている。