アルプス応援に閉会式でハードな一日 報徳学園の吹奏楽部 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会は最終日の1日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝が行われた。報徳学園のアルプスでは同校の吹奏楽部員8人に加え、近隣の3校の吹奏楽部員も駆け付け、総勢約120人で演奏を届けた。このうち約50人は決勝後の閉会式の演奏も担当し、ハードな一日となった。 【山梨学院vs報徳学園の熱戦を写真で】 大太鼓を担当する報徳学園吹奏楽部の西隼人部長(3年)も、閉会式で演奏する一人。決勝前にも30分程度、閉会式の練習をしたという。「ハードだが、人生で貴重な経験。全力で応援したい」と意気込んだ。快進撃を続けた野球部に「見ている方はハラハラ」と言いつつ、決勝の舞台を楽しんでいる様子だった。 報徳学園吹奏楽部と一緒にアルプスで演奏するのは、関西学院高、県立西宮高、仁川学院高の3校。最寄り駅が同じ4校での合同応援を約20年にわたって続けてきた。【下河辺果歩】