【巨人】高橋優貴が出力アップ投法で5回7K「自分を見つめ直すことができた」
◆プロ・アマ交流戦 巨人3軍 2―1 明治安田(12日、ジャイアンツ球場) 巨人・高橋優貴投手(27)が12日、明治安田とのプロ・アマ交流戦に先発し、5回7奪三振2安打1失点と好投した。 この日は「出力を出せるようにと思って、気持ちですけど、テイクバックを大きくして投げました」と振り返ったように、140キロ台中盤の威力ある直球がさえた。スライダー、スクリューを織り交ぜながら、初回先頭から2回先頭までいきなり4者連続三振。3回には2本の内野安打などで1点を失ったが、5回まで7三振を奪う上々の内容だった。 最近は本来の投球ができずに、試行錯誤の日々が続いていた。「あんまり最近スピードが出ていなかったので、そこに強さが欲しいなと思っていました。強い真っすぐがあるから(変化球で)空振りもしてくれると思いますし。そのへんは一回自分を見つめ直すことができたのかなと思っています」と手応えを得た。 復調のきっかけをつかんだ左腕は「練習でちゃんとやってきたことが試合で出せたかなと思います。まだまだやれることはたくさんあるので、1日1日無駄にせずやっていきたいと思います」と力強く言い切った。
報知新聞社