絶品!おしゃれで美味しい「肉料理レシピ」簡単おもてなし料理
人と集まる機会が多くなる年末年始。おもてなしが成功する一番の秘訣は、作り慣れた料理をお出しすること。長いイタリア暮らしで「おもてなしの極意を学んだ」という古澤千恵さんが、食卓の主役になる肉料理レシピを教えてくれた。 【写真】「おもてなし料理」レシピ集
「牛スネ肉のドライいちじく入り 赤ワイン煮込み」
時間がおいしくしてくれる煮込み。 いちじく風味のソースもごちそう 煮溶けたドライいちじくが肉汁と合わさり最高のソースに。生のいちじくを軽くバターソテーして加えてもよい。上質な牛肉で作るクリアな煮込みは、みずみずしさ、透明感を感じさせるバルバレスコのワインと
◆材料(3~4人分) 牛スネ肉(マリネする)…1.8㎏ 〈マリネ用〉 赤ワイン…約1カップ 塩…180g(肉の重量の10%) こしょう…少々 〈煮込み用〉 玉ねぎ…中2個 にんじん…2本 セロリ…1.5本 赤ワイン…1.5~2本くらい にんにく…適量 オリーブオイル…適量 塩…適量 ドライいちじく…10個前後
◆作り方 ❶スネ肉を前日にマリネする。赤ワインと肉の重量の10%の塩、こしょう少々を肉に揉み込み、スネ肉の繊維がてろんとなるくらいマッサージをして、冷蔵庫でひと晩寝かす。 ❷煮込み用の鍋にたっぷりめのオリーブオイル、にんにくを加え、弱火でじっくりとにんにくのうま味を出す。うま味が出たらを小さめにカットした、玉ねぎ、にんじん、セロリを入れる。塩をし(この時点でおいしい味くらいの塩をする)、蓋をしてうま味を出す。野菜が透明になってくったりするまで火を入れる。 ❸フライパンでスネ肉の表面を焼き固める。 ❹②の鍋に焼いたスネ肉を入れる。 ❺④の鍋にマリネ液の残りと、肉が隠れるくらいの赤ワインを加え、オーブンペーパーで落とし蓋をして3~4時間煮込む(目安は赤ワインが半分になるくらい)。 ❻肉を取り出して、ソースをムーラン(裏ごし器)で濾(こ)す。 ❼ソースにドライいちじくを加える。ソースに甘味がにじみ出たところでいちじくを取り出す。 ❽⑦の鍋にスネ肉を戻し、ソースと煮込んでなじませる。スネ肉を切り分けても、かたまりのままでもOK。