電撃移籍もあり得る!? 広島のトレード注目選手(4)1軍でも“出番”はあるが
6年ぶりとなるセントラル・リーグ優勝を目指している2024年の広島東洋カープ。今季は投手陣が充実しており、リーグ首位争いを展開している。7月31日までがトレード可能期間となるが、悲願を手にするために、補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、広島でトレード候補となり得る選手を紹介する。(※今季成績は7月13日時点)
大盛穂
投打:右投左打 身長/体重:179cm/80kg 生年月日:1996年8月31日 経歴:飛龍高 - 静岡産業大 ドラフト:2018年育成選手ドラフト1位 俊足が持ち味の大盛穂。今季は守備固めでの出場が多く、打席数は限られている。 大盛は静岡産業大でプレーしていた中、4年時に才能が開花。4年春にはベストナインと首位打者(.392)に輝き、4年秋にも打率.444をマークする活躍を見せ、育成ドラフト1位で広島東洋カープに入団した。 同大学出身初のプロ野球選手として、大盛はプロ1年目から奮闘した。同年はファームで109試合に出場して打率こそ.248だったが、俊足を生かして16盗塁をマーク。同年オフに支配下契約を勝ち取った。 翌2020年はスタメン出場こそ少なかったが、73試合の出場で打率.259、2本塁打、16打点、5盗塁をマーク。同年10月3日のヤクルト戦では、プロ初ホームランを3ランで飾った。 2021年は自身初の開幕一軍を掴んだ。しかし、同年7月に右手有鉤骨鉤骨折骨片摘出術を受け、レギュラー争いから出遅れた。 今季は5月11日に一軍昇格すると、交流戦では少ない出場機会で躍動。同29日のオリックス戦ではタイムリーヒットを放ち、6月11日の西武戦では右翼への大飛球をフェンスに激突しながらも捕球するファインプレーを見せた。 主に守備固めとして一軍出場を続けている大盛。可能性は低いが、他球団でさらなる出場機会を求めてのトレード移籍も考えられる。
ベースボールチャンネル編集部