週末に銭湯へ行くため、平日は「シャワー」で済ませています。毎日自宅で「お湯をためて入る」よりも節約できていますよね?
毎日自宅で湯船に浸かる場合のコスト
次に、毎日自宅で湯船に浸かる場合のコストを計算してみましょう。体や髪の毛を洗うために使用するシャワー代もプラスして計算していきます。 まず、浴槽にお湯をためるときに使用する水の量は、一般的に200リットルの場合が多いようです。上記と同様に計算していくと、200リットルのお湯をためるのにかかる水道代は48円、ガス代は約72円となり、合計すると約120円です。これに、シャワーを15分間使用したとして約107円をプラスし、1回の入浴には約227円かかる計算になります。 1週間にかかるコストは約1589円、1ヶ月(4週間)だと約6356円となり、週末に銭湯を利用した方が184円ほど高くなる可能性があります。 仮に銭湯が徒歩で行ける距離になく、交通費がかかる場合は、自宅でお風呂を済ませた方がさらに節約になる場合があるでしょう。
平日はシャワーで済ませて土日に銭湯へ行くよりも、毎日自宅で湯船に浸かる方が節約になる可能性がある
浴槽にお湯をためてお風呂に入るよりも、シャワーだけで済ませた方が水道代やガス代の節約にはなりやすいでしょう。しかし、たまにはゆっくり湯船に浸かって体をしっかり温めたくなることもあるかもしれません。 今回の事例では「平日はシャワーで済ませて土日に銭湯へ行く場合」と「毎日自宅で湯船にお湯をためる場合」とでは、どちらが節約になるのかということでしたが、試算した結果、平日シャワーで土日に銭湯へ行く方が200円近く高くなる可能性があることが分かりました。 もちろんシャワーにかかる時間にも個人差があるので、一概にはいえません。銭湯を利用する場合は交通費がかかることもあるので、そのあたりも考慮したうえでどちらがよいのか検討してみるとよいでしょう。 出典 東京都水道局 水の上手な使い方 くらしと水道 東京ガス株式会社 ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通) 東京地区等 一般契約料金B表 24年11月検針分 東京都公衆浴場業生活衛生同業組合 東京銭湯 入浴料金のお知らせ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部