「少々驚きだ」大谷翔平、まさかの月間MVP受賞ならず…米メディアも想定外「オオタニの活躍を考えると…」
米大リーグ機構(MLB)は3日、各リーグにおける6月の月間MVPを発表した。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は大活躍したが、フィラデルフィア・フィリーズのブライス・ハーパー内野手が5月に続き2ヶ月連続で受賞している。この決定に、米メディア『ヤードバーカー』が異議を唱えた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は6月男と呼ばれるに相応しいほど本塁打を量産し、一ヶ月だけで合計12本のホームランを放った。また、ドジャース新記録となる10戦連続打点も達成している。大谷の成績は打率.293、12本塁打、4二塁打、24打点、3盗塁、OPS1.110(出塁率.413 + 長打率.697)であり、同メディアは「大谷の6月のスタッツは、いくつかの点で優れていたとは言えないまでも、それに匹敵するものだった」との評価を下している。 対するハーパーも打率.374、7本塁打、10二塁打、16打点、OPS1.166(出塁率.452 + 長打率.714)であり、こちらも申し分ない成績だ。ただ、大谷は左手骨折のムーキー・ベッツ内野手に代わって急遽2番打者から先頭打者に役割が変わるという経験をしている。同メディアは「ハーパーが6月のナ・リーグ月間最優秀選手に選ばれたが、大谷の活躍を考えると、これは少々驚きである」と、結果に驚いた様子で報じた。
ベースボールチャンネル編集部