新車購入者データでわかった!ノアとヴォクシー「微妙に違う」購入者の嗜好
メーカーで見てみると、4代目ノア/ヴォクシーではおよそ8割の人がトヨタ車から乗り換えており、圧倒的であった。 ■ノア/ヴォクシーに抱くイメージは? では、ノア/ヴォクシーを購入した人たちは、それぞれどんなイメージを持って選んでいるのだろうか。「購入車にあてはまるイメージ」では、ノアとヴォクシーではっきりとキャラクターが分かれる結果となった。 項目を左側から見ていくと「家庭的」「安定感」「親しみやすい」「信頼」といった項目においては、ノアのほうがヴォクシーよりスコアが高くなっている。まさにミニバン、ファミリーカー的な優しい雰囲気を身にまとっていると言えよう。3代目であるか4代目であるかよりも、ノアかヴォクシーかによる違いが大きい。
表の右側に目を移すと「かっこいい」「都会的」「高級」「若々しい」「スポーティ」で、ヴォクシーのスコアの高さが目立つ。ヴォクシーは、見た目の印象や雰囲気を重視する人に選ばれているのだ。 「若々しい」「スポーティ」の2項目は、3代目のほうが4代目より特徴的に出ているが、これは3代目に設定されていた「煌(きらめき)」グレードによって形成されたイメージかもしれない。 最後に、ノア/ヴォクシー購入者の人となりを理解するため、「生活・消費に対する考え方」から特徴を見てみよう。中でも、3代目と4代目とで傾向に差が出た3つの項目をピックアップする。
いずれも、項目に対して「あてはまる」「ややあてはまる」「あまりあてはまらない」「あてはまらない」の4つの選択肢から「あてはまる」+「ややあてはまる」と回答した人の割合だ。 「生活を楽しくするためにはお金や時間を惜しまない」「新しい商品・サービスも積極的に取り入れている」「自分を向上させるために時間やお金を使っている」の3項目において、4代目ヴォクシーユーザーのスコアが高く、消費に対して積極的である傾向が強い。