<センバツ2022・ともに咲く>広島商、聖地での全力プレー誓う 選手ら甲子園へ出発 /広島
第94回選抜高校野球大会が開幕した19日、広島商の選手らが、甲子園に向けて出発した。中区の同校に駆けつけた学校関係者や保護者に見送られ、決意を新たにしていた。 出発前には同校同窓会の坪内昭吉会長が「学校の代表として、活躍してくれることを期待している」と激励。栗田正弘校長は「開幕し、いよいよ初戦だと私たちも気持ちが高まっている。甲子園では沸点を超えたプレーを見せてほしい」と送り出した。 選手を代表し、植松幹太主将(3年)は「支えてくれている人たちに感謝しながら、甲子園では全力でプレーしたい」と誓い、バスで出発した。選手らは大阪府内を拠点に調整し、大会第5日の第3試合(23日午後2時開始予定)で、21世紀枠の丹生(にゅう)(福井)との初戦に臨む。【池田一生】