富永啓生、NBA下部Gリーグ“デビュー” 約10分プレーで無得点、3リバウンド、1アシスト プロキャリアが始まる
◆NBA下部Gリーグ インディアナ・マッドアンツ―クリーブランド・チャージ(9日) NBAペイサーズの下部チーム「インディアナ・マッドアンツ」に所属する2024年パリ五輪日本代表・富永啓生が、Gリーグ開幕戦に出場。途中出場から“デビュー”し、約10分プレーして、無得点、3リバウンド、1アシストだった。チームは83―120で敗れた。 富永はベンチからの出場で、第1クオーター(Q)残り約5分からコートに入った。果敢に攻めてフローターシュートを放ったが、惜しくもオフェンスファウルに。また、武器の3ポイントシュートは1本放って、成功なしだった。仲間のミドルシュートをアシストするなど、スタッツは記録。試合を通して、あまりシュートチャンスはなく、この日は得点をあげることはできなかった。 米ネブラスカ大を卒業した富永は今夏、ペイサーズとの開幕前キャンプ参加のための「エキシビット10」契約合意を発表していたが、9月26日付で契約解除となっていた。その後、ペイサーズの下部チームへの所属が正式発表。背番号は、憧れのステフィン・カリー(ウォリアーズ)と同じ「30番」。マネジメントを通し「背番号30番を付けてマッドアンツでプロバスケットボール選手としてのキャリアをスタートできること、大変うれしく思います。自分の武器である『3ポイント』と『パッション』でチームの勝利に貢献し、自分自身も更に成長して『NBA選手になる』という夢の実現に向けて挑戦を続けます」とコメントしていた。
報知新聞社