“交流戦男”角中勝也が今年も健在! 笘篠氏「先入観を持たない。来た球を打つというシンプルさ」
◆ 交流戦で600打数以上の打者で歴代1位の打率 ロッテが5回降雨コールドでヤクルトに勝利。交流戦初戦をモノにし、連勝を9に伸ばした。初回にロッテ先発の小島和哉が先制点を奪われるも、2回には一死一・三塁で小川龍成がセーフティーバントを決めて同点に追いつくと、3回にも二死一塁から角中勝也が1号2ランで勝ち越しに成功。勢いに乗るチームらしく、続く佐藤都志也も1号ソロをレフトスタンドに放り込み、5回にも安田尚憲の犠牲フライで1点追加すると、小島も5回を3失点でまとめ、今季4勝目を手中に収めた。 28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では交流戦で600打数以上の打者で歴代1位の打率.337を誇る角中勝也に注目した。 解説として出演した笘篠賢治氏はまずこの日のマルチヒットに「内の難しいところを引っ張り、アウトコースを流して」と3回のライトへのホームランと、5回チャンスを広げるレフトへのヒットに唸りつつ「大きな先入観を持たないことがあるんじゃないですか。来た球を打つというシンプルさじゃないかなと思いますよね」と交流戦での好結果を分析。するとMCを務めた高木豊氏も「僕もそう思いますよ。来るんだったら来なさい、打ち返しますよという強いメンタル。あとはもうとにかく暇さえあったらバットを振っている。本当に大したもんですよ」と努力に裏打ちされた精神力が結果に繋がっていると説いた。 続けて「今日は髙部(瑛斗)が3番に入ったんですよ。髙部が(戦列に)戻ってきたから角中を休ますこともできるし、(スタメンに)入れると下位打線が充実してくる。言葉が悪いかもわかりませんけど、便利な選手」とチームに欠かせぬ存在だと説明した。 18年ぶりの9連勝となった絶好調のロッテ。交流戦は頼れるベテランの存在もカギとなりそうだ。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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