「一般常識とギャップ」危険運転の厳罰化を協議 法務省が法改正に向け検討会設置へ
大分放送
時速194キロの車による死亡事故など、悪質で危険な運転に厳しく対処するため、法務省は危険運転致死傷罪の法改正に向けた検討会を設置すると明らかにしました。 【写真を見る】「一般常識とギャップ」危険運転の厳罰化を協議 法務省が法改正に向け検討会設置へ 危険運転致死傷罪をめぐっては法定速度を大幅に超えるなどの危険な運転による事故でも適用されないケースがあるとして「一般常識とギャップのある判断がなされている」といった声が上がっています。 大分県内でも3年前に発生した時速194キロの車による死亡事故をめぐり、大分地検は運転手の男を当初、過失運転致死罪で起訴してその後、危険運転致死罪に変更した経緯があります。 こうした中、法務省は危険な運転に厳しく対処するため、法の見直しに向けた検討会を設置すると発表しました。検討会には交通事故の被害者遺族も参加し、飲酒運転やスマートフォンを操作しながらの運転の厳罰化についても話し合われる見通しです。
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