【解説】首相は誰に? 1回目の投票で過半数「233議席」獲得へ…国会議員の間に浮上する“3つの案”とは?
小栗解説委員長 「1994年。当時、過半数を割り野党だった自民党は、長年対立してきた社会党と手を組み、社会党のトップ村山富市氏を首相に担ぎ上げることで、与党に復帰しました。こうしてできたのが自民党、社会党、そしていまはなくなった新党さきがけの連立政権です」 藤井キャスター 「こういう選択を、玉木さんが受け入れる可能性あるのでしょうか?」 小栗解説委員長 「究極の選択ですよね。政治家をやっていて、首相になってやりたい政策を実現できるチャンスなんて、一生に一度あるかないかです。ただ、もしこれを受け入れてしまったら、『自公連立政権には入らない』『欲しいのはポストではなく、政策の実現だ』と言ってきたのはうそだったのか、と批判されるのは間違いありません。だから究極の選択というわけです」 藤井キャスター 「この3つのうち、どれが可能性が一番高いでしょうか?」 小栗解説委員長 「いずれも、現段階では実現可能性は未知数です。そのため現時点では、このいずれの話し合いもうまくいかずに結局、各党ノーガードで首相指名選挙に突入する可能性が高く、冒頭でお伝えした『決選投票パターン』になりそうです」 (10月29日放送『news zero』より)