アーセナル、“敏腕”セットプレーコーチとの契約延長に向け交渉中か…大幅な昇給を検討?
アーセナルが“敏腕”セットプレーコーチとの契約延長を画策しているようだ。5日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。 【ハイライト動画】アーセナルがセットプレー2発でマンU撃破! マンチェスター・シティと2年連続で熾烈な優勝争いを演じ、今シーズンも第14節終了時点で3位につけているアーセナル。就任6年目を迎えたミケル・アルテタ監督のもと、攻守において高強度かつ安定感あるプレーを見せているほか、近年はFKやCKといったセットプレーが大きな得点源に。CKからの得点数は昨シーズン開幕から数えて「22」に上り、直近のマンチェスター・ユナイテッド戦でもCKから2ゴールを挙げて勝利している。 キッカーを務めるイングランド代表MFデクラン・ライスと同FWブカヨ・サカのキック精度が高いのは言うまでもないが、あえてオフサイドポジションに選手を配置したり、複数の選手がファーサイドからニアサイドへ一気に雪崩こむなど、得点の可能性を高めるための多種多様な工夫が施されている。 これを主導するのがセットプレーコーチを務めるニコラス・ジョバー氏。かつてモンペリエのアナリストやブレントフォードのコーチを務めた43歳のフランス人は、マンチェスター・シティ時代に仕事を共にしたミケル・アルテタ監督の誘いを受けて、2021年夏にアーセナルへ加入。攻守両面でセットプレーに“革命”をもたらし、陰からチームを支えている。 報道によると、アーセナルはジョバー氏との契約延長に向けて交渉を進めているとのこと。アルテタ監督と同じく2027年6月末までの新契約と大幅な昇給が検討されているようだ。スポーツディレクターを務めていたエドゥ氏の電撃退任という想定外の事態も発生したが、交渉はマネージングディレクターのリチャード・ガーリック氏に引き継がれ、既に最終段階にあるという。 また、アルベルト・スタイフェンベルフ氏、カルロス・クエスタ氏、ミゲル・モリーナ氏ら他のスタッフ陣との契約延長交渉を同じく進行中と報じられている。
SOCCER KING